2013年5月25日土曜日

2013年5月26日 日本語:日本最長路線バスに乗ってみた!


先日、所用で東京へ行きました。その際、今話題(?)の夜行路線高速バスで往復しました。

行きは福岡-横浜、池袋、大宮を往復する『Lions Express』。帰りは福岡-新宿をつなぐ『はかた号』。知る人ぞ知る、超長距離路線バスの代表です。Lions Express1170km15時間10分、はかた号は1150km14時間20分で結んでいます。もちろんお盆や正月は渋滞に巻き込まれてさらに長い時間乗車することに…


切符は電話予約後、出発の4日前までに購入する必要があるとのこと。基本的に4日前までには高いシート以外は完売するようです。行きのLions Expressは博多駅に隣接する博多バスターミナルから池袋駅東口まで乗車しました。
Lions Express、西武と西鉄の共同運行
名称は西鉄ライオンズと西武ライオンズに因んでいる。
ここ最近はLCC(格安航空会社)に押されて夜行バスも乗る人が減ったのかな、と思いましたが、そういうことはなく、満席のようでした。とはいえ、就活中の友人の多くはLCCで東京へ行くのが普通のようです。僕自身は国内のLCCには搭乗したことがなく、比較出来ないのが残念ですが、中を見渡すと乗客構成がツアーバス(旅行会社が企画旅行商品の形で販売する貸切バス)とは異なるようでした。ツアーバスでも福岡-東京間のバスはありますが、ツアーバスの場合は就活生が多く、今回のLions Expressでは中高年が多い印象でした。これは販売の方法に起因するものではないかと思います。路線バスは窓口で切符を買いますが、ツアーバスの場合はネット上で予約から決済(主にコンビニ決済かカード決済)まで済ませるので、それぞれの利点があるのでしょう。
Lions Expressは全席4列シート、後方にトイレ附設、サービスは毛布とお茶、スリッパ付でした。ツアーバスの場合でも毛布は最低限ついています。コンセントはLions Express、はかた号ともに一人一口ずつ備え付けられており、携帯やパソコンの充電に便利でした(コンセントの無い車両もあるようです)。ツアーバスではコンセント付の車両は少ないので、ここに関しては路線バスの勝ちだとおもいます。


8時半を過ぎて博多バスターミナルを出発したバスは高速に乗り、本州へ向かいました。バス車内にはトイレ以外の設備は特になく、消灯の時間までは、携帯やパソコンがある人はコンセントから充電しながらそれらを弄り、ほかの人は本や新聞を読む、弁当を食べる、雑談する、という感じでした。
運行経路図
11時ごろ、下松SAで停車、15分の休憩を挟んだ後に消灯し、翌朝8時の足柄SAまでは乗務員交代のための停車(乗客は降車できない)以外は寝るべき時間となったのでした。横浜を経由し、池袋に着いたのは10時半頃だったと思います。
ツアーバスであれば、4列シートであっても通路側にカーテンがあることがおいのですが、Lions Expressの場合は前方の運転席と客席を分ける遮光カーテンと窓のカーテン以外は何もありませんでした。そして、車内でWi-Fiが使えるとあり、乗務員に言って説明書を貰ったのですが、そのとおりにしても接続できませんでした。電波自体は飛んでいたようなのですが…それは帰りのはかた号でも同じでした。



はかた号
帰りははかた号に乗車しました。新宿西口にある京王バスターミナルから乗車、僕の座席は前方から4列しかない一階席の最後尾で、後ろにトイレがありました。このトイレが使用されるたびに臭いが漂って不快でした…2階には上りませんでしたが、2階席前方にはビジネスシートとプレミアムシートがあるそうです。
エコノミーシートでは夜と朝の2回、映画を上映していました。しかしながら、備え付けのヘッドホンは音漏れが酷く、これならそのまま音流してもさして変わらないかも…と思いました。単に隣の人が音量を大きくしていたのかもしれませんが。
途中で渋滞に巻き込まれたのか、予定より30分以上遅れて到着しました。はかた号では博多バスターミナルで降りる乗客に対して、岩盤浴の割引券を渡しているようです。いつから始まったサービスかはわかりませんが、最近ツアーバスでも入浴券がセットになったプランもあるのでその対抗策と思われます。


はかた号車内(一階、ぶれてます。左上に見えるのはテレビ画面)
トイレとトイレ休憩に関しては、ツアーバスと大きく異なっていました。ツアーバスの場合、トイレは基本的に無く、2-3時間に一回のトイレ休憩を挟みます。今回搭乗したLions Expressとはかた号は、トイレが附設されている代わりに、トイレ休憩は全行程でそれぞれ2回しかありませんでした。14時間は乗車するので、飲み物や食べ物などは計画的に購入しておくべきだと思います。そういう点で喫煙者も乗車するのは厳しいかもしれません。


雲南の昆明-瑞麗間を結ぶ寝台バス
750kmの山道を13時間ほど走る
僕はほかにも雲南の夜行バスに乗ったことがあります。中国の夜行バスは基本的に寝台です。日本には寝台バスはないそうで、ぜひこの寝台バスが日本にもあればいいな、と個人的には思っています。中国の寝台バスは悪臭とかの問題もありますが座席よりは寝台のほうがまだ楽です。座席だとシートを倒すだけでいざこざが起こることもあるので…orz

雲南の地方へ向かう夜行バスには何度か乗りました。出稼ぎの人が帰省したりするのに使われているようです。少し上体を起こす形になっている2段ベッドで、寝る、座る以外の動作はほとんどできません。SAといえるかどうかわからない休憩地点で停車して、水道が通っていないトイレを使うのと比べれば日本のほうが断然ましなのですが、寝台であるというのはやはりいいなと思うわけです。
寝台バス車内、暗いですが、ベッドが進行方向に
並んでいるのがわかると思います。奥が運転席。
僕の感想からすると、雲南のような中国の「端っこ」は空港も鉄道も未整備で長距離バスが無ければ移動できないところも多いので、そう簡単に消えないのではないかと思っているのですが、日本の長距離バスは、「空飛ぶバス」とも言われるLCCの台頭によって、姿を消していくのかもしれません。


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